団旗の「一張一弛」とは?
- スポーツ少年団 九重剣道
- 2021年9月25日
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更新日:2021年9月27日
一張一弛とは、「試合などで緊張しっぱなしでは、思うように力が出せない。反対に弛みっぱなしではなおさらである。両方が適度に調和されてはじめて立派な成果が得られる。」という意味です。
九重剣道スポーツ少年団の創立は昭和52年ですが、団旗が制定されたのは平成12年頃だそうです。
古文・漢文がお好きな当時の父母会役員兼指導者の先生が、選んで下さいました。
「帳面不弛、文武弗能也。弛而不張、文部弗為也。一張一弛、文武之道也。」
張りて弛めず、文武能くせざるなり。弛めて張らず、文武為さざるなり。一張一弛は文武の道なり。
ー礼記・雑記下 所収ー
団旗として採用している道場は、つくば市はもちろん全国大会でも見た事がありません。

水戸の烈公として有名な、徳川斉昭が作った偕楽園にある石碑と同じ言葉です。
弘道館で文武に励み、息抜きのために作られたのが偕楽園という、一張一弛を体現した施設であったと知ったのはまた後日の話です。
偕楽園のホームページはこちら
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